
イベントや店舗運営、工事現場などで「すぐに連絡を取りたい」と思ったことはありませんか?スマートフォンでも連絡できますが、複数人に一斉に伝えたいときや、電波が不安定な場所では不便です。
そんなときに活躍するのがトランシーバー(無線機)です。
本記事では、トランシーバーの仕組みやメリット、種類と選び方、さらにデジタル簡易無線についてわかりやすく解説します。
初めて導入を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
目次
トランシーバー(無線機)とはトランシーバー(無線機)のメリットトランシーバーの送受信の仕組み免許なしで使えるトランシーバー(無線機)の種類無線機・トランシーバーの主な利用シーントランシーバー(無線機)の選び方まとめ
トランシーバーは、送信(Transmitter)と受信(Receiver)を一体化した携帯型の無線通信機器です。
IP無線機など一部の機種に例外はありますが、通信網を使用しないため通信状況影響を受けづらく、スマホなどでは通話ができない環境でも使用できることが特徴です、
また、スマホで通話する際は電話番号の入力やアプリを起動する必要がありますが、トランシーバーはボタンを押すだけで即座に通信を行うことができます。
こういった利点からイベント運営や店舗スタッフ間の連絡、工事現場での安全確認など、スピードが求められる場面では特に重宝されています。

トランシーバーは携帯電話やチャットと異なり、同じチャンネルに合わせている全員に対してボタン一つで同報・即時に情報を共有できます。
一人ひとりに電話をかけて回る必要がないため素早い情報共有が可能で、人づての伝言などで誤解が生じることを防ぐこともできます。
携帯電話などの通信機器はキャリアが設けた中継局を介して通信を行っているため、海上や山中などでは中継局まで電波が届かず通信が行えない場合があります。
また、災害時に通信設備自体が破損すると通話できなくなってしまいます。
トランシーバーの場合、中継局を必要とせず、端末同士で通信を行っているため通話が途切れることはありません。
そのため、防災装備の1つとしても需要があります。
コール料金や従量課金がなく、初期導入+最低限の電池・保守で長期運用が可能です。
キャリアの通信網を利用するIP無線はキャリア課金があるものの、通話料ではなく通信プランのみのため容易に管理できます。
トランシーバーの多くは産業現場向けに設計されており、過酷な環境でも稼働する耐久性も魅力となっています。
また耐久性以外でもグローブ着用でも操作しやすい大型PTT、騒音の中でもクリアな音を届けるラージスピーカー、外付けマイク等、利用環境に合わせたオプションも充実しています。

トランシーバーは電波を使って音声をやり取りします。
電話のような双方向通信が可能な機種も存在しますが、基本的には単信方式と呼ばれる通信方式を使用しており、一度に一方向からしか音声を送ることができません。
そのため会話をする際は受信側と送信側を交互に切り替えながら通信する必要があります。
ボタン(PTT)を押すと送信モードになり、離すと受信モードに戻るというシンプルな操作です。
電話のような双方向通信と比べると会話のテンポが若干遅くなってしまいますが、お互いの言葉を聞き取りやすく、聞き逃しづらいという利点もあります。
トランシーバーには様々な種類があり、性能も多種多様です。
製品によっては免許や申請が必要な場合もあるため、使用する目的に合わせた機種を選ぶ必要があります。
通信距離・免許/申請の必要を確認し、必要な機能によってどの機種を採用するか絞り込んでいきましょう。
以下は免許なしで使える主なトランシーバーのカテゴリーです。
特定小電力トランシーバーは、短距離無線通信用途に使用される低出力の無線通信機器です。
通信距離は数十メートルから数キロメートル程度で、家庭用やビジネス用のコミュニケーションに利用されます。
一般的にライセンスが不要で、使い勝手の良いモバイル機器として広く普及しています。
タクシーの車載通信機や警察や消防に使われる無線など、業務に使われる無線機は業務用無線機と総称されます。
使われる無線機器や業務に応じて免許の取得など様々な規約がありますが、出力5W以下の業務用簡易無線を使用する場合は簡単な申請手続きのみで、誰でも利用可能です。
アナログに比べ音質が良く秘話性も高く、出力も最大5W(一部1W)と高いため、特定小電力トランシーバー(特小)より広範囲の連絡(数km)が可能で、ビジネスやレジャーで広く使われています。
トランシーバーレンタルセンターで利用できる業務用簡易無線は、弊社で申請済みですのでご利用者様はお手元に届いてすぐお使いになれます。
デジタル省電力コミュニティ無線は免許や申請なしに誰でも使えるデジタル無線機です。
これまで山間部での使用を目的にしていた150MHz帯での通信に対応しており、特定小電力トランシーバーの50倍の出力を持ちます。
既存の携帯電話やインターネットのインフラが使えなくなった状況でも、有効なコミュニケーション手段となることから、自治体や地域団体、町内会などで防災対策として導入が拡大しています。
利用できる距離は数百メートルから1キロ程度が一般的ですが、必要に応じてリピーター(中継器)を活用することで、さらに広いエリアをカバーすることも可能です。
通信に携帯電話の通信網を利用するIPトランシーバーの特長は、全国どこでも通信可能という通信距離です。
全国の拠点間の通信や長距離を移動する運輸業などで使用されますが、携帯電話の電波が届かない地価や山間部などでは使用できないことや、携帯回線を使うためキャリアとの契約料が発生してしまうというデメリットもあります。
導入にあたっては事前に運用方法を構築しておく必要があるでしょう。
Wi-Fiのアクセスポイントを経由して通信を行うWiFiトランシーバーも免許不要で使用できる機種です。
Wi-Fi環境であればどこでも通信できるため広範囲で利用できるため、広範囲の拠点間での通信や大規模な施設での使用に向き、警備業などでも使用されています。
IP無線機と違って契約料なども必要ないため、用途に応じて使い分ければ維持費を削減できるでしょう。
品出し/呼び込み/客対応/清掃/厨房連携。混雑時の回転率向上とクレーム一次対応の即応が可能。
RESTAURANT

サービス向上と連携強化を実現する
飲食店でのトランシーバー活用
飲食店での具体的な活用例
オーダーの確認と変更
ウェイターがキッチンにオーダー内容の確認や変更を伝える。
テーブルの準備
フロントスタッフがホールスタッフに新しいテーブルの準備を指示。
清掃と補充
トイレやダイニングエリアの清掃や備品の補充を迅速に行うための連絡。
顧客からのリクエスト対応
顧客からの追加注文や特別なリクエストを即座に対応。
スタッフの配置変更
繁忙時間帯におけるスタッフの配置変更やサポート要請。
重機誘導/安全確認/工程連携。騒音下でもPTT即時指示が安全性を高める。
CONSTRUCTION

現場の安全と効率を支える
建設現場・製造業でのトランシーバー活用
建設現場・製造業での具体的な活用例
現場監督と作業員の連絡
現場監督が各作業員に指示を出す際に使用。
重機オペレーターとの連携
重機操作中のオペレーターと地上の作業員との間での連絡。
緊急連絡
緊急事態やトラブル発生時の迅速な対応。
資材運搬の指示
資材の搬入や運搬の際の連絡調整。
品質管理
検査員が現場での品質チェックを行いながら、必要な修正や改善をリアルタイムで指示。
入退場誘導/事故発生連絡/落とし物対応。同報連絡で広域スタッフを一斉に動かせる。
SECURITY

迅速な緊急対応とチームワーク強化
警備業でのトランシーバーの役割
警備業での具体的な活用例
巡回時の報告
各エリアの巡回状況や異常の有無を報告。
緊急事態の連絡
不審者の発見や火災などの緊急事態を即座に通知。
イベント警備
大規模なイベントや集会の際に、警備員同士が連携して効率的に警備を行う。
施設の出入り管理
施設の出入り口での警備員同士の連絡をスムーズに行う。
応援要請
危険な状況や緊急事態が発生した際に、迅速に応援を要請。
校内連絡/緊急時の避難誘導/搬送調整。携帯網に頼らない連絡線としてBCPに有効。
HOSPITAL

緊急対応と患者ケアを支える
病院・医療現場でのトランシーバーの役割
病院・医療現場での具体的な活用例
緊急時の応援要請
患者の容態が急変した際、迅速に他の医療スタッフに応援を要請。
手術室と外来の連携
手術が終わった患者を病棟に移動させる際に、外来や病棟のスタッフと連絡を取り合う。
検査結果の通知
検査結果が出た際に、迅速に担当医師や看護師に通知し、治療計画を即座に調整。
設備の故障対応
医療機器や設備の故障が発生した場合、迅速にメンテナンススタッフに連絡。
清掃と消毒
清掃スタッフがトランシーバーを使用して、迅速に対応し、院内感染のリスクを最小限に抑える。
入出庫指示/配送ルート変更/車両誘導。IP無線なら位置情報+音声で運行最適化。
TRANSPORTATION

運行管理と安全性を高める
運輸業のトランシーバーの活用シーン
運輸業での具体的な活用例
運行管理
運行管理者が運転手に対して指示や情報をリアルタイムで伝達。
車両間の連絡
複数の車両が連携して動く場合、車両間での連絡がスムーズになります。
荷物の配送
配送先の変更や追加指示を即座に伝えることができます。
交通情報の共有
渋滞や事故情報を運転手同士で共有し、迅速に対応。
緊急連絡
トラブルや事故が発生した際の迅速な対応。
入出庫指示/配送ルート変更/車両誘導。IP無線なら位置情報+音声で運行最適化。
LEISURE

顧客満足度向上を実現する
レジャー施設でのトランシーバーの活用方法
レジャー施設での具体的な活用例
アトラクションの運営
アトラクションの運営スタッフが連携して、スムーズな運営をサポート。
イベントの運営
レジャー施設内で開催されるイベントやショーの運営をスムーズに行うための連絡手段。
セキュリティ管理
セキュリティスタッフがトランシーバーを使用して、施設内の異常を迅速に報告し対応。
清掃とメンテナンス
清掃スタッフやメンテナンススタッフがトランシーバーを使用して、迅速に対応。
顧客サービス
顧客からのリクエストや質問に迅速に対応するための連絡手段。
現代のトランシーバーは、用途や通信距離、搭載機能によって様々なタイプがあります。
選び方のポイントは、まず使用目的と利用環境をしっかり分析し、続いて必要な通信距離や通話品質、加えて安全面や操作性も比較することです。
その上で、機種ごとの差異や法的な免許の有無、運用や費用も確認し、最適なトランシーバー選びを行いましょう。
下記の記事ではより具体的な選び方の指標とおすすめの機種を紹介していますので、
ぜひ参考にしてみてください。
トランシーバーは、法人の現場で「スピード」「安全」「コスト削減」を実現する強力なツールです。
選ぶ際は、用途・距離・機能を基準に検討しましょう。導入前に現場でテストすることもおすすめです。
また、本格的な導入の前にレンタル品で試験を行うといったことも一般的です。
トランシーバーレンタルセンターではさまざまなトランシーバーのレンタルが可能です。
トランシーバーの導入や、短期間でのご利用をお考えなら是非弊社にご相談ください。
業界最安値の1泊2日750円からご案内いたしております。
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